目次と各話紹介

【BL】隣りの2人がイチャついている! 目次と各話紹介




ご訪問ありがとうございます。
このお話は、こじらせ幼馴染どうしの、オバカでエッチな日常系甘々BL小説です。

【隣りに住む2人のイチャラブを観察してます】
ひきこもり大学生の有夏(アリカ)と、料理人見習いの幾ヶ瀬(イクセ)は小さなアパートのお隣り同士。
エッチをしたり、ケンカしたり、ご飯を食べたり、オタクを語ったり、時にはちょっと拗らせたりもしちゃう毎日を送っています。

短編ショートショート。各話5~10話前後でお届けします。
基本的にどのお話から読んでも『エッチ多めの日常系甘々BL小説』です。
毎週、金曜か土曜に更新予定。祭日もがんばれたら更新するかも?
よろしくね!

イラストは仲良しの絵師様「にっきさん」が描いてくださったもので、私の宝物です。
可愛くも格好良く、遊び心がキラリと光っていて、あまりに素敵なのでお願いしてブログに使わせていただきました。アリガトウ!


※遅ればせながらTwitterはじめました※
※良かったら覗いてやってくださいな※



1「ランチ休憩に、蜜」

 仕事のランチ休憩に急いで帰って来た幾ヶ瀬(いくせ)。
 僅かな時間でも有夏(ありか)とイチャつきたいのだ。
「この時期、鍋?」なんて言われながらも、食事を作ってご満悦の様子。
 2人はごはんのお礼にキスする約束をしていて。

「ねぇ有夏、一緒に住もうよ」
 いつものように部屋でキスをしていると、幾ヶ瀬がそう囁いてくる。
 有夏の返事が煮え切らないと、勝手にショックを受けてしまった。
「や、違くて!」      
 有夏には致命的な欠点があった。部屋が○○屋敷なのだ。
 それに今はそれどころじゃない。
 楽しみにしているアマゾンの荷物がそろそろ届く。
「また買ったの!?」
 部屋が○○屋敷だと言うのに、更に荷物を増やす気か。
 怒った幾ヶ瀬が取り出しのは…

アマゾンがくるまで1はコチラ
アマゾンがくるまで2はコチラ
アマゾンがくるまで3はコチラ
アマゾンがくるまで4はコチラ
アマゾンがくるまで5はコチラ】【完】


3「設定18℃にしていそしむこと」

 暑い。しかし、リモコンは幾ヶ瀬によって隠されてしまっていた。
 去年、有夏がエアコンを24時間つけっぱなしにしてダラけていたことに、
 ケチな幾ヶ瀬がキレたのだ。
 狭いシングルサイズのベッドに男2人で寝ると、熱気が…。
「PSvitaまで熱いし!」
 有夏は喚く。すると幾ヶ瀬は鍋の中からリモコンを取り出して、
 それはそれは低めの設定温度でエアコンを起動させた。
 今度は寒くなってきたところで、幾ヶ瀬が動く。
「有夏がどうしてもって頼むんなら、俺があたためてあげてもいいんだけど」

設定18℃にしていそしむこと1はコチラ
設定18℃にしていそしむこと2はコチラ
設定18℃にしていそしむこと3はコチラ
設定18℃にしていそしむこと4はコチラ
設定18℃にしていそしむこと5はコチラ
設定18℃にしていそしむこと6はコチラ
設定18℃にしていそしむこと7はコチラ】【完】


4「隣りのアタシはクソビッチ!?」

 今回は、隣人の語りでお送りします。
 廊下でバッタリ有夏チャンに会ったので、アタシはビスコをあげました。
 ビスコは有夏チャンの主食の1つなのです。
 コミュ障の有夏チャンは微妙な顔して喜んで?くれました。
 てか、ショックなことが1つ。
 アタシ、幾ヶ瀬と有夏チャンから「クソビッチ」って呼ばれてる!?
 今日ばかりはムカつくな。

「アアン、いくせ…だめっ」
 アタシが地味にショックを受けている間に、隣りの部屋ではコトがはじまりました。
「うへっ…うへへっ……」
 アタシは壁の穴に目をおしあてます。
 ヨシヨシ、ヤってるヤってる。
 これを覗くのが生きがいなんだよ。
 色気のない生活の中で、隣りのカプのイトナミをガン見するのが生きがいってやつなんだよ!
 こんなお話ですが読んでくれたら嬉しいです。


5「中世ヨーロッパの男娼館での営みを妄想シテみる」

「するの? 別にいいけど…何か最近……」
 つまり、セックスのマンネリ化に不平を述べる有夏。
 そこで、幾ヶ瀬が何だかイキイキと提案する。
「ここは13世紀イタリアの男娼館。有夏がこの店のNo.1で、
 俺が馴染みの客って設定で」
「は?」
「つまり、そういう設定で!」

中世ヨーロッパの男娼館で妄想シテみる1はコチラ
中世ヨーロッパの男娼館で妄想シテみる2はコチラ
中世ヨーロッパの男娼館で妄想シテみる3はコチラ
中世ヨーロッパの男娼館で妄想シテみる4はコチラ
中世ヨーロッパの男娼館で妄想シテみる5はコチラ
中世ヨーロッパの男娼館で妄想シテみる6はコチラ
中世ヨーロッパの男娼館で妄想シテみる7はコチラ
中世ヨーロッパの男娼館で妄想シテみる8はコチラ
中世ヨーロッパの男娼館で妄想シテみる9はコチラ
中世ヨーロッパの男娼館で妄想シテみる10はコチラ
中世ヨーロッパの男娼館で妄想シテみる11はコチラ
中世ヨーロッパの男娼館で妄想シテみる12はコチラ】【完】


6「覗いたときは事後でした」

「まだナカに入ってるみたい」
 カラダの内部の感触にニヤつく有夏。
 内になにかが残っているのは確かで。
「だってゴムしなくていいって言ったの、有夏だよ?」
「掻き出してあげる」と幾ヶ瀬の指が…。

 なんだかエロいお話のようですが
 つまり、エロいお話です。



 有夏のおるすばん物語。
 幾ヶ瀬は早朝に出て行った。
 出張だ。明日の夜まで帰らないという。
 ジュースとお菓子を並べてゲームをする──夢のような時間を過ごす有夏。
 でも、さみしい思いは募って…。
 そんなとき聞こえてきたのは──。




 幾ヶ瀬の暴走物語(←いろんなイミで)。
 有夏のスマホを勝手に解約した幾ヶ瀬。
 2人の間に珍しく険悪な空気が流れる。
 騒動の行方は思わぬ方向に…。
 …なんてタイトルだよ。



 有夏がシチューを焦がした。
「鍋を見てて」と言われて、ただボーっと見ていたらしい。
 ママだったら怒るよね。
 幾ヶ瀬もそう。
 例によってクドクドと言い出した。
 しかし、有夏はそんな幾ヶ瀬を逆に脅しにかかる。
「マンガ読みたい……」
「え?」
「ネカフェに行きたいけど、もうあそこには行けないな……」
 前回、誰かがネットカフェでハッスルしたせいだ。
 暗にそう言っているのだ。
 はたして脅しは効くのか!?
 幾ヶ瀬の財布と性欲は色々ギリな状態で…。

 幾ヶ瀬が好きなもの──有夏と料理と節約、それから怪談。
 とりわけ稲川淳二が好きらしい。
「稲川淳二? 何言ってっか分かんねぇだろ」
 なんて言う有夏を誘って、名作「てるてる坊主」を見るのだが…。
 そうそう、怖い話を聞いた後に入る風呂っていうのも、また恐怖で。。
 ──例によって、季節感皆無でお届けします!

 トボトボと、幾ヶ瀬が帰ってきた。
 もう夜中だ。
 典型的な夜型人間の有夏はお目々ランラン!
  ↑ひきこもりだからね!
 でもなんだか様子がおかしくて…




 本格的に始まった有夏邸の大掃除。
 (と言ってもアマゾンの箱を潰すだけの作業なんだけど)
 ゴミの中で何号か前のジャンプを発掘して読みふける有夏。
 幾ヶ瀬の出勤時間まで8時間を切ったというのに、
 2人は部屋にこもって…。



「じゃん! 今回は教師と生徒のラブロマンスなんて考えてみました。
どうだろうか」
「どうだろうかって、お前がどうだろうかだよ。
なんでそんなにテンション高ぇの?」
 幾ヶ瀬の胸に顔を埋めたまま、有夏。精一杯の悪態をつく。
 でもさっきまで指3本挿れられていたお尻はじんじん疼いていて。
 だってこの数日擦ったり触ったりだけで、
 ちっともナカに挿れてくれなかったから。




 幾ヶ瀬の目がグルグル泳いでいる。
「さぁ、食べて! 有夏、沢山食べて!!」
 テーブルには、肉料理の皿が所狭しと並べられていた。
「レイゾウコガ……レイゾウコガコワレタンダヨッ」
 冷蔵庫が壊れてしまって、
 セールで買い込んだ牛肉をありったけ調理したらしい。
 2人で食べきれる量ではない。それに有夏は食が細い。
「有夏、もう入んない」
 その言葉に、何故だかスイッチが入った幾ヶ瀬が
 例によってくだらない提案を…。

(予告のわりにタイトルのエロさよ…)




「有夏ぁ、今日は何の日?」
ありえない時間に起こされて、そう問われた有夏。
ドラクエの発売日は覚えていても、2人の記念日やら諸々の日付は何ひとつ覚えちゃいない様子に、幾ヶ瀬はクドクドと詰りだす。
どうやら今日という日にむけて、幾ヶ瀬は色々と計画を立てていたようで…。



 ──これは、幾ヶ瀬ハッスル回のひとつである。
 ──つまり、問題作という見解もできよう。
 忙しさからすっかりやつれ、店長を呪う言葉を吐く幾ヶ瀬。
 ついに仕事を辞める決意をしたようだ。
「YouTuberに、俺はなる!」
 深夜(←いや、夜の8時ごろだ)近所の学校に忍び込んだ彼らはそこで、一連の恐怖(←いや、恐怖か?)を体感することになるのだった。
 今回のお話は、すっかりご無沙汰のお隣りさんのツッコミとともにお送りします。




 夢破れた男──幾ヶ瀬。
(夢とは、心霊系YouTuberになって仕事を辞め、ゆくゆくは不労所得を得るというものだ!)
 「(ぼんやりと)春を感じる特別メニュー」が、何だかSNS映えするとかで、勤務先のレストランが連日残業続きなのだ。
「あのイカれた店長……あいつ、いつ死ぬんだろ」
 ストレスによる心の闇。
 アマゾンの閲覧履歴がヤバイことになっている!



 幾ヶ瀬、君の名は「ヘンタイ」──。
 深夜に始まった謎のゲーム。
 別に一攫千金を狙ったり、脱落したら死が待ってるわけじゃない。
 いつものようにヤツらは、ほのぼのしてる(←?)
 ……ただ、確実に何かが崩壊しているのが分かる。
 例によっての深夜テンションと、ヤツの信じがたい「秘密」。
 もういちど言おう。
 幾ヶ瀬、君の名は……「ヘンタイ」だ。



 幾ヶ瀬の変態っぷりが露呈した、その次の朝。
 さあ、タイトルのとおりイチャついてもらいましょう。
 といった感じのお話です。
 フォローできているのかいないのか…
 つまりそんな感じのお話なのです。

 あと、前回は攻めの人がヘンタイすぎました。ゴメンナサイ。
(ついでのように謝罪する)


ある朝のこと。
目覚めた幾ヶ瀬がおかしなことになっている。
「ぁい……ぁぃひゃ…あっ、あひゃぁぁっっ」
口の中を走る電流。走る電流。

アリですか? ナシですか?
イタズラの範疇を超えたこの行為…絶対ダメなやつですか?
それとも、これは復讐ですか?


 ハロウィンが終わって、幾ヶ瀬の2連休の初日。
 オカン幾ヶ瀬と、ダメ息子有夏(←中二かな?)。
 相も変わらずダラダラした暮らしぶり。
 話題は買い物と節電、それから例の中世のお話がすこし。
 幾ヶ瀬の名言も飛び出すよ。
 そして、取り出されたる魔法のアイテムとは──。

アレ? ハロウィンはまだまだ先だよ?
そんなことを言ってはなりません。
そんな気分なのです。ここではハロウィンの時期なのです。
(ここではって何やねん!)

 窓からは街灯の青い光が差し込む。
 声と息遣いと、それから粘膜を犯す音が部屋を満たして──。
(次はドえろいのを書いてやるぜ。
 待ってろ、ヒャッホー! という気分なのです)

 今回我々が挑んだのは、インタビュアー泣かせと噂される某I氏である。
 我々の問いかけに対し、冒頭から彼は殺意をむき出しにした。
 かつてない困難な仕事になると我々は直感したのだった。
 プラザ中崎を感動の涙に包んだ「笑劇!インタビュー☆」シリーズ堂々のセカンドシーズン開幕!(すべて嘘です)

 本日1月12日。
 床にゴロゴロ転がり、お菓子を散らかす有夏。
 おっと、幾ヶ瀬が苛立っている。
 いつまで正月気分なんだ、コイツは……いや待て。
 有夏は年中こんな感じじゃないか!

 ──今回は静かな静かな冬の朝の物語です。
 (いけるかな? ギリ…いけるかな?
  いや、無理か。もう「春」かな??
  まぁいいか!)

 本日のネタは「ヨガ」です。
 健康に、美容に、ストレス解消に効果があるというヨガですが、日ごろ運動をしない者にも効果があるのでしょうか…。
 日ごろ運動をしない者とは──ええ、本作受さんのことでございます。

 ・肝心のトコロ
 ・グニャグニャ
 ・ココはそういうもんでしょ
 ・キノコ
 ・しゃぶる
 ・タレ
今回のキーワードはこんな感じです。
ホントスミマセン…。

 夕食も入浴も済ませた。幾ヶ瀬は明日は休みである。
 確実に、そういう流れの──ハズだった……。
 しかし、スマホが邪魔をする。
 よくあるよね。スマホに時間を奪われる現象。
 くわえて、コイツらはそこそこのおバ○ときているから。

 周りに誰も居ない時──。
 キメゼリフの練習とかしませんか?
 でも、それを人に見られたら? あるいは見てしまったら?
 何だか、迷宮に迷い込んだ気分になりませんか。
 ……今日はそんな感じのお話です。

 幾ヶ瀬の様子がおかしい。
 …いや、おかしいと言えばいつもおかしいんだが、今日は特に変だ。
 笑い方がそもそも「ウヒヒッ」だし、何だかクネクネしている。
 やけに気前の良いことを言ったり、険悪になったり。
「急に大金をゲットした大人は性格が変わるという現象が、今、有夏の目の前で……」

 それは、深夜の出来事であった。
 争いが起こるのは、いつも夜だ。
 闇が……恐ろしい闇が、人の心を何かに駆り立てるのだろう。
 今回お届けする攻防が、きっと最後のものとなろう。(この季節の)
(厨二みたいな予告を書いてしまいました)


0 件のコメント:

コメントを投稿