焦らしたあげく禁断のラブロマンス、なんてプレイを5

【【BL】隣りの2人がイチャついている 目次と各話紹介はコチラ】





 「ゴーヤねぇ……沖縄かな? ひょっとして有夏が着ている変な…変わった……個性的な柄のTシャツって、みんなそのお姉さんのお土産?」

 

「ん、そう。響華姉……あっ、いつも……んぁぁ、いくせぇ……」

 

 入口をもぞもぞと触られる感触に、有夏の声が高くなる。

 

「フラれるたびに……旅にでて……おみやげ、あっあっ、ムリ! そんなに……」

 

 3本目の指がゆっくりと侵入する。

 

「だぁって有夏。ちゃんとココ、柔らかくしてあげないと。俺の挿れた時、有夏が辛かったら嫌だもん。ナカ、もっとトロトロにしとこ、ね?」

 

 言葉と共に指がゆっくり抜き挿しされる。

 

「そこ……いくせっ」

 

 シーツを握り締めて、肩を震わせて。

 

「何だ、用事ってそれだけだったんだね。でも有夏の部屋、掃除出来て良かったよ。気になってからねぇ」

 

 うん、と言いたいのだろう。有夏が呻き声をあげる。

 

「いくせ、も……いいから。おまえの……はや、くっ」

 

「俺の何? どうしてほしいの?」

 

「ひゃあっ……あっ! んん……」

 

 後ろから首筋に息を吹きかけると、腰がガクリと震える。

 

「有夏? こんなんでイッちゃ駄目だよ? ん? 先走りかな」

 

「はぁぁ……ぁっ」

 

 この恰好、有夏の顔が見えないからなと呟いてから、幾ヶ瀬は身体を少しずらせた。

 

 ゆっくりと指が引き抜かれる。





0 件のコメント:

コメントを投稿