【【BL】隣りの2人がイチャついている 目次と各話紹介はコチラ】
胡桃沢有夏は絶望していた。
半年も大学をサボるとどうなるか(もちろん時々は行っていた!)身をもって知ることになる。
課題が、レポートが、そして試験が。
先日、学生課に呼び出されたのはそれらの説明のためであった。
説明…というか説教というか。
いや、放っておかれるよりずっといいのだろう。
大学生相手に、懇切丁寧に状況説明をしてくれたのだから。
他の学生たちはシュウカツなぞをしているらしい。
メンセツなるものを受けた方が良いと言う大学の職員の、ゴミを見るような目つきがイヤだ。
知らない人と…知らない大人と……きちんとした知らない大人と初対面で何を話すというのだ。
考えただけでゾッとする。
「働かずに暮らしたい……」
それは有夏にとって、切なる願い。
(まぁ誰だってそうだろうが!)
「有夏独白・お風呂をめぐるあれこれ(裏)(2)」につづく
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