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「こんな風に俺に見られて、どう? アリカ」
「どうって何がだよっ……!」
「こんなに恥ずかしい格好させられてるんだよ。今、何考えてるの?」
「うぁぁ……ん、別にっ……」
「別に? 平気なの? 膝がこんなにブルブル震えてるのに?」
イクセが笑う。
「アリカの後ろもヒクヒク動いてるし、ココも先からどんどん溢れてるよ?」
「あっ……はぁっ」
言葉攻めに感じたアリカが身体をくねらせる。
「見つけた」
直接触れない代わりに、イクセはそこにフッと息を吹きかける。
「ヤぁ……あぁんんっ!」
アリカの腰がビクリと震え、垂れる液体がシーツをしとどに濡らしていく。
「アリカ、お尻の穴のそば。こんなところにこんな痕いくつもつけて。誰につけられたの?」
赤い印の1つ1つに息を吹きつける。
「はぁんっ……んなの、全部いっ……せがっ! じゃなくて、あっ……あっ、誰かなんて分かんなっ……ぁあん」
言い訳めいたセリフ。
せっかく考えたのだろうに、喘ぎ声のせいでほとんど聞き取れない。
せっかく考えたのだろうに、喘ぎ声のせいでほとんど聞き取れない。
「アリカ、これくらいでこんなに感じちゃこの仕事は大変じゃないの?」
「うるさっ……も、分かったよっ!」
アリカの手が、開かされた股の間から客の方へとのびる。
「アト、全部イクセさんのにして。だから早くっ……」
早くしてと腕をつかむ手。
「アリカ、こういう仕事してるなら、痕つけてなんて言っちゃいけないんだよ」
イクセの声は乾いていた。
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