『閲覧履歴に基づくおすすめ商品』は人物の内面を完全に晒す6

 【【BL】隣りの2人がイチャついている 目次と各話紹介はコチラ】




「こんなふうに無理矢理されて、なのに感じちゃうの?」


「ちが……、なんで?」


 腰を撫でていた幾ヶ瀬の手が腹に移動し、ゆっくり上へと這い上がる。


 乳首をなぞったところで、幾ヶ瀬自身が呻き声をあげた。


 有夏の内部が痙攣し、幾ヶ瀬の亀頭を一気に締め上げたからだ。


「……やっぱり気持ちいいんだ、有夏」


「んん……ちがっ……てば!」


「だって、乳首たってるよ?」


「んあっ」


 ぷっくりと膨れ上がった乳首を捏ねると、たまらず有夏は声をもらした。


「有夏、こういうの……好き?」


「い、いくせなら……。ほかの人はヤだ」


「当たり前でしょ」


 膨れ上がる欲望を、だが幾ヶ瀬は堪えた。


 可愛いことを言いながらも、有夏の下半身が逃げ腰だからだ。


「一回、抜くね」


「うん……」


 ゆっくりと腰を引くと、有夏は大きく息をついてベッドに伏した。

「『閲覧履歴に基づくおすすめ商品』は人物の内面を完全に晒す7」はコチラ



0 件のコメント:

コメントを投稿