下ネタ☆パーティー4

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 ある程度柔らかくなった肩や上半身の動きに満足したか、幾ヶ瀬はゴロリとベッドに横になった。


 有夏の頭越しにゲーム機の画面をチラ見してから、退屈そうに時計を確認する。


 スマホの待ち受け画面に表示されているアナログ時計の針は22時過ぎを指していた。

 明日は早番とはいえ、眠るには少し早い。


「有夏、お腹空かない?」


「んぁ? さっき食ったばっかだろが」


「さっきって言っても、食べたのは3時間も前だもん。それにお風呂に入ったら一気にお腹減ってきちゃった。ねぇ、そんなことない? プールに入ったらすごいお腹減るって類の……」


「……プールなんて、現実ではここ何年入ってねぇ」


「悲しっ! そ、そうだよね。有夏が入ってるプールはゲームの中だもんね」


「まぁ、プールじゃなくて大海原とか池だけどな。画面の中の」


「悲しっ!」

「下ネタ☆パーティー5」につづく

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