【【BL】隣りの2人がイチャついている 目次と各話紹介はコチラ】
そう。この時期、幾ヶ瀬もみかん星人と化してしまうのだ。
二人してせっせとみかんを食べようものなら、三キロ箱などあっという間になくなってしまうのが道理である。
ああ、また買いに行かなきゃ。
重いから嫌なんだよなぁ。
やっぱり自転車買おうかなぁ。
買い物も楽だろうなぁ。
でもアパートの駐輪場代とられるのが嫌だしなぁ。
かといって玄関にはスペースないし。
ベランダに置くのもなぁ。
今度は別の話題でブツブツ言い出した幾ヶ瀬。
その間にも手は勝手にみかんの皮をむき、口に放り込んでいる。
「幾ヶ瀬、フロ入んねぇの?」
頭の中で駐輪場代を計算しながら顔をしかめる幾ヶ瀬に、有夏が視線を投げた。
その口元はニヤリと歪み、視線は何だかいやらしいものであった。
「早くぅフロにぃ、入ればぁ?」
「こわい☆みかん5」につづく
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