【【BL】隣りの2人がイチャついている 目次と各話紹介はコチラ】
似合う似合わないの問題ではない。
この格好を弟のスマホに送りつける神経がどうかしていると、そのとき有夏は思ったのだ。
ヤツは何かのイベントに、この格好で繰り出すのであろう。
ハメを外して捕まりゃいいんだと思う。
まぁ、そんなことはどうでも良いとして。
この画像を幾ヶ瀬のパソコンに転送したのは、何かに使えると思ったから。
姉と思わなければこの画像は異様なものでしかない。
古ぼけた団地の一室に、鎖帷子らしきものをまとった女がぼうと立っている。
気持ち悪い、恐ろしいと、幾ヶ瀬がならきっと怖がるに違いない。
そう、幾ヶ瀬が怖がるに違いないのだ!
ひらめいたとばかりに有夏の口元がニヤリと歪んだ。
早速、画像編集ソフトを立ち上げる。
レポートの作成には1ミリも動かなかった指がするするとキーボード上を滑りはじめた。
時間が経つのも忘れるこの感覚。
「有夏独白・お風呂をめぐるあれこれ(裏)(6)」につづく
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