【【BL】隣りの2人がイチャついている 目次と各話紹介はコチラ】
「ある日、道でオバ…」
「ひいっ!」
「オバサンが道を聞いてきたんだけど、何か声が聞こえるなって思ったらオバ…」
「ひいぃぃっ!」
「オバマ市へはどうやって行くんですかって言ってて、実は私オバ…」
「あひぃぃっ!」
「オバアチャンに会いに行くところなんですけど、ここにあるオバ…」
「うぐぅぅっ!」
「オバケカボチャがお土産なんですのよ、ウフフって言ってた。あ、いや、オババって笑ってた」
「ひっ……って、有夏! お土産まで見せて道聞く人いないって! 俺のこと馬鹿にしてるでしょ! 誰がオババって笑うっていうの!」
「おっと」
ヒョイと肩をすくめる有夏。
「まさか、まともに反論されるとは」
「どっちかというと笑ってほしかったの?」との問いに神妙な顔のままコクリと頷いてみせた。
途端、幾ヶ瀬の頬がぷぅと膨れる。
「人のこと笑わそうとするなら、それなりのクオリティが必要なんですぅ! 練り直してから挑戦してくださいぃ! そんなことじゃ立派な怪談系ユーチューバーにはなれませんー」
「うざっ! 誰が怪談系ユーチューバーだ」
「お風呂をめぐるあれこれ(表)(4)」につづく
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